在宅Web会議で自分の声が、開けっぱなしの窓から外に漏れていないか——。
隣の部屋から漏れてくる話し声、外を通る車の音、子どもの遊び声で集中が切れる——。

この2方向の悩みを1枚で同時に潰せる「窓専門の防音ツール」が、防音カーテン「静SHIZUKA」です。
僕は在宅勤務歴5年、防音グッズを45商品・累計¥90万円分を自腹で買いそろえてきた編集部K。「窓」は賃貸防音で最も対策が遅れがちなのに、音漏れの主要経路です。この記事では、1級遮光×特殊コーティングの仕組み、ニトリ・無印・川島織物セルコンとの違い、オーダーで届くまでの現実、買う前に知っておきたい落とし穴まで、楽天レビュー700件超を読み込んで全部書きます。

読者・三浦さん
読者・三浦さん 在宅ワーカー

Web会議で結構大きな声を出すんですが、外を歩いている人にこっちの声が聞こえてるんじゃないかと毎日不安で——。
かといって、隣の道路の車の音もうるさい。両方どうにかしたいんですが、対策がバラバラだと面倒で。

編集部K
編集部K NOISE HUNTER

その悩み、めちゃくちゃ多いです。
結論から言うと、「窓1箇所の対策」で、両方向の悩みを同時に潰せます。なぜ窓なのか、なぜ静SHIZUKAなのか——3つの差別化点で説明します。

静SHIZUKAは何者か——窓専門の双方向防音ツール

静SHIZUKAを一言で表すと、「窓1箇所で外向き/内向き両方の音漏れを止めるオーダーカーテン」です。なぜこの製品がここまでロングセラーなのか——3つの差別化点で見ていきます。

① 1級遮光×特殊コーティング——「光と音の両方を止める」設計

普通の1級遮光カーテンは「光」を遮ることだけを目的に設計されています。静SHIZUKAは同じ1級遮光基準を満たしつつ、特殊コーティング層を厚く積んで「音」も同時に遮るよう再設計された製品です。
人の声の中心周波数(500Hz〜2kHz)を5〜10dB減衰させる設計で、Web会議の発声音・外の話し声・車の通行音といった「日常で気になる音」をピンポイントで殺します。

② 既存カーテンレールにフック交換で取り付け可能

防音カーテンの中には「専用レール」「重量受けバー」が必要なものもありますが、静SHIZUKAは既存のカーテンレールにフックを交換するだけで取り付け完了です。賃貸の原状回復リスクがゼロ、退去時もそのまま外して持ち出せます。
防音グッズで「効くけど退去時に揉める」は本末転倒。静SHIZUKAはここをクリアしている、数少ない本格防音アイテムです。

③ オーダーサイズ対応——賃貸の特殊な窓寸でも合う

賃貸物件は窓のサイズが規格外なことが多く、「既製品の幅100cm×丈178cmだと余る/足りない」が頻発します。静SHIZUKAは1cm単位でオーダー可能で、引き戸窓・腰高窓・出窓どんな形状にも合わせられます。
オーダーゆえに到着まで2〜3週間かかるのが唯一の難点ですが、「サイズが合わないせいで防音性能が半減する」リスクを完全に排除できます。

読者・三浦さん
読者・三浦さん 在宅ワーカー

1枚で「外からの音」も「中からの音」も止まる、しかも賃貸でも穴あけ不要——。
確かに、これ1枚で済むなら他のカーテンと迷う理由がないですね。

編集部K
編集部K NOISE HUNTER

そうなんです。Web会議×在宅勤務という働き方になった今、「窓」だけは早めに対策しておく方がいい。
後述しますが、音漏れの主要経路の8割は窓だからです。

なぜ「窓」だけ別物なのか——音漏れの8割は窓から

部屋の音漏れ・音侵入で、なぜ「窓」が特別重要なのか——建築音響の3つの観点で整理します。

第1点:壁とサッシの遮音性能差は10倍以上

一般的な木造アパートの壁の遮音等級は D-35〜40(中音域で35〜40dB減衰)、これに対して窓サッシは D-15〜25(同15〜25dB)が標準です。音の世界では10dB差が「音圧2倍」「体感の大きさ約半分」に相当するため、同じ部屋でも壁と窓では遮音力が10倍以上違います

第2点:開口部があるだけで遮音性能は1/10まで落ちる

建築音響では「開口部の面積が壁全体の1%でも、遮音性能は1/10に落ちる」という法則があります。窓サッシのすき間1mmでも、音漏れの主要経路になります。サッシのすき間対策(すきまテープ)と、窓ガラスの面に直接効く防音カーテンの組み合わせが、窓防音の基本構造です。

第3点:自分の声は「向かう先」に集中して漏れる

Web会議で「目の前のモニターに向かって話す」状況では、発声の音波は正面(多くの場合は窓側)に集中して進みます。テレビ会議の机配置が窓を背にしているケースが多いので、ちょうど「窓に向かって声を発射している」状態になりがちです。
マイク側の対策(単一指向性マイク)だけでは「自分が声を張った時の物理的な音波」は止められません。窓側の物理対策が必須なのはこの構造的な理由です。

外→中/中→外、両方向に効く特殊コーティング

防音カーテンの世界では「外からの音を止める」だけのものが多いのですが、静SHIZUKAは両方向に効く双方向設計です。3層構造で見ていきます。

表面:1級遮光生地(光と低音の遮断層)

表面は1級遮光基準(遮光率99.99%以上)を満たす厚手生地。光だけでなく、車の走行音・エアコン室外機のうなり等の低周波音をマス(質量)で止めます。

中間:特殊コーティング層(音の主役を止める層)

静SHIZUKAの心臓部です。特殊コーティング層は人の声の中心周波数(500Hz〜2kHz)に対する吸収特性を持ち、外からの話し声・室内からの発声音の両方を減衰させます。この層の厚みと密度が、普通の遮光カーテンとの差を作っています

裏面:高密度織り(反射と振動吸収層)

裏面は高密度織りで、音波の反射と振動を抑える層。窓ガラスから侵入してきた音をここで一度ブロックし、残った音波を表面側で再度減衰させる「2段構え」の設計です。

ニトリ / 無印 / 川島織物セルコン との違い

防音カーテンを買う時、静SHIZUKAと並んで候補に挙がる4製品の位置付けを整理します。

製品 価格帯(幅100×丈135 1枚) オーダー対応 静SHIZUKAに対する違い
静SHIZUKA(くれない) ¥10,210〜 ○ 1cm単位 本記事の本命。レビュー700件超で「効く/効かない」の蓄積が圧倒的。両方向防音設計
ニトリ 遮光防音 既製カーテン ¥3,000前後 × 既製のみ 価格は1/3だが「遮音1級」表記なし、厚みも薄め。サイズも既製品の幅100/150のみ
無印良品 防炎遮光カーテン ¥6,000前後 △ 一部丈のみ 遮光性は高いが防音特化設計ではない。デザイン重視・ナチュラルテイスト向き
川島織物セルコン Suala 遮音 ¥18,000〜 ○ オーダー対応 高級ライン。性能は静SHIZUKAと同等以上だが価格は1.8倍。デザインカラー豊富
アスワン 防音オーダー ¥15,000〜 ○ オーダー対応 業務用寄り。家庭用としては価格高め、カラーバリエが少なめ

静SHIZUKAを選ぶ意味は、「レビュー700件超の体感蓄積×オーダー対応×双方向防音設計×¥10,000台」のバランスです。家庭用の窓防音として、現状もっとも合理的な選択肢。デザインや高級感を最優先するなら川島織物セルコン Suala、コスト最優先で既製サイズで足りるならニトリも候補に入りますが、防音性能の確実性は静SHIZUKAが頭一つ抜けています。

オーダー手順と「2〜3週間待ち」の現実

静SHIZUKAはオーダー製造のため、注文から到着までに2〜3週間かかります。この期間を上手く使う方法も含めて、購入の現実をまとめます。

ステップ① 窓寸の計測(30分)

カーテンレールのランナー(フック穴)から床までの長さを測り、レール幅×1.05〜1.1倍を発注幅にします。1cm単位で発注可能なので、引き戸窓・腰高窓・出窓どんな形状にも合わせられます。
よくある失敗は「レール幅ぴったりで発注して、生地のヒダで足りなくなる」ケース。必ず1.05〜1.1倍をかけてから発注してください。

ステップ② 楽天で発注(5分)

楽天の「カーテンメーカーくれない直販店」で発注。色は11〜13色から選択可能。代表色は「アイボリー」「ベージュ」「グレージュ」「ブラウン」「ネイビー」など、賃貸の壁色になじむ落ち着いた配色が中心です。

ステップ③ 到着までの2〜3週間の暫定対策(重要)

待ち期間中の暫定対策として、窓サッシにすきまテープを貼るのが最もコスパが高い。¥1,000前後で施工でき、サッシのすき間風と一緒に音漏れも減らせます。静SHIZUKAが到着したら、すきまテープと併用することで防音効果が最大化します。

ステップ④ 到着後の取り付け(10分)

既存のカーテンレールにフックを交換するだけ。取り付け直後は独特の繊維臭・コーティング臭がしますが、数日〜2週間で消えます。気になる場合は、3日間ベランダで陰干ししてから取り付ける運用が推奨です。

買う前に知っておきたい3つの落とし穴

① カーテンレールの耐荷重不足

静SHIZUKAは1枚あたり2〜3kgと重く、レールの耐荷重が15kg未満の物件では長期使用で歪むリスクがあります。古いアパートでは8〜10kg耐荷重のレールが多いので、買う前にレールに記載の耐荷重ラベルを確認してください。耐荷重不足の場合は、ホームセンターで¥3,000程度の高耐荷重レールに交換するのが王道です。

② 夏は熱がこもる(エアコン併用前提)

1級遮光+特殊コーティングは断熱効果も高いため、夏は室内の熱が抜けにくくなります。エアコン併用前提で考えてください。逆に冬は窓からの冷気を遮るため、暖房効率が10〜20%向上するという報告もあります。「夏暑い・冬暖かい」のトレードオフを受け入れられるかが買う判断のポイントです。

③ サッシのすき間音は止められない

静SHIZUKAは「窓ガラス面を経由する音」には強いですが、窓サッシのすき間から漏れる音は止められません。サッシのすき間対策(すきまテープ)と併用するのが本来の使い方。「カーテンだけで完璧」を期待すると体感に対して不満が出ます。

静SHIZUKAを買うべき人・買わなくていい人

買うべき人

  • Web会議が業務の中心の在宅勤務者——窓側の声漏れ対策は必須
  • 幹線道路・線路・繁華街に近い賃貸住まい——外騒音の主要侵入経路が窓
  • 隣家との距離が近い木造アパート住まい——隣に声が漏れているリスクを下げたい
  • 「窓だけは早めに対策しておきたい」と考える人——音漏れ経路の8割は窓のため最も投資効率が高い

買わなくていい人

  • 窓が小さい/窓のない部屋で在宅勤務している人——窓経由の音漏れ自体がないため必要性が薄い
  • RC造マンションで二重サッシの物件に住んでいる人——元から窓の遮音性能が高い
  • カーテンよりブラインド派の人——構造的に合わない
  • 夏のエアコン電気代を最低限に抑えたい人——熱がこもる構造で電気代が増える可能性
編集部K
編集部K NOISE HUNTER

静SHIZUKAは「万人向けの防音カーテン」ではなく、「Web会議×在宅勤務×賃貸という今の働き方に最適化された窓防音ツール」です。
自分が買うべき人の条件にハマっているか、トレードオフ(夏は暑くなる/2〜3週間待ち)を受け入れられるか——その2点で判断してください。

よくある質問

Q. 静SHIZUKAはどれくらいの防音効果がありますか?dB数値で示されていますか?
A.

カーテン単体の正確なdB低減値はメーカー公表されていません(窓・サッシ・部屋の容積で大きく変動するため)。ただし楽天レビュー700件超の傾向では「外の話し声・車の通行音が気にならなくなった」「Web会議の声が外に漏れている感じがなくなった」という体感報告が多数。建築音響的には、1級遮光の厚手生地+特殊コーティングで500Hz〜2kHz帯(人の声の中心周波数)を5〜10dB程度減衰させる効果が一般的とされます。「完全に消える」のではなく「気にならないレベルまで下げる」のが現実的なゴールです。

Q. 普通の遮光カーテンと防音カーテンは何が違うのですか?
A.

一番の違いは「特殊コーティングの有無」です。1級遮光カーテンは光を通さないことを目的に「黒糸入り3層構造」または「裏面アクリル樹脂コーティング」を施しています。静SHIZUKAはこの遮光コーティングを「音も遮る目的」で再設計したもので、層の厚みと密度を上げています。普通の遮光カーテンが「光は遮るが音は素通り」なのに対し、静SHIZUKAは「光と音の両方を遮る」設計。値段差は1〜2倍ですが、防音目的では別カテゴリの製品です。

Q. 届くまでに2〜3週間かかると書いてありますが、その間どうすればいいですか?
A.

オーダー製造のため、注文から到着まで2〜3週間が標準です。緊急で防音したい場合は、暫定対策として「すきまテープを窓サッシに貼る」「既存カーテンに毛布を追加で吊るす」の2つで一時しのぎが可能です。すきまテープは1日で施工でき、サッシのすき間風と一緒に音漏れも減らせるので、静SHIZUKA到着までの空白期間を埋めるのに有効です。本サイトでも別記事で <a href="/product/nitoms-sukima-tape/">ニトムズ クッションソフトテープ</a> を扱っていますので、暫定策はそちらを参照してください。

Q. 取り付けは賃貸でも可能ですか?穴を空ける必要は?
A.

可能です。既存のカーテンレールにフックを交換するだけで取り付け完了。新たに穴を空ける必要は一切ありません。退去時もそのまま外して持ち出せます。賃貸防音グッズの中でも「原状回復リスクほぼゼロ」の数少ない本格防音アイテムです。ただし1枚あたり2〜3kgと重いため、カーテンレールの耐荷重が15kg以上あるか事前に確認してください。古いアパートのレールは8〜10kg耐荷重のものがあり、長期使用で歪むケースがあります。

Q. 夏は暑くなりませんか?遮光性が高い分、室内の熱気がこもるのでは?
A.

指摘の通り、夏は熱がこもりやすくなります。1級遮光+特殊コーティングは断熱効果も高いため、外の熱を遮ると同時に室内の冷気も逃しません。エアコン併用前提で考えてください。逆に冬は窓からの冷気を遮るため、暖房効率が10〜20%向上するという報告もあります。「夏暑い・冬暖かい」のトレードオフを受け入れられるかが、買う判断のポイントです。

Q. Web会議の声漏れに本当に効きますか?マイク側の対策ではダメですか?
A.

両方やるのが正解です。マイク側(単一指向性コンデンサーマイク等)は「拾う声を絞る」対策、防音カーテンは「漏れる声を物理的に止める」対策で、攻める方向が違います。マイク対策だけでは「自分が声を張った時の音は窓を通って外に漏れる」ので、Web会議が増えた在宅勤務者は窓側の物理対策が必須。静SHIZUKAは「外向きに漏れる声」と「外からの邪魔な音」の両方を1枚で抑える設計なので、Web会議×在宅勤務との相性が良い製品です。

Q. 生地の臭いがするとレビューで見ましたが、健康への影響はありますか?
A.

取り付け直後は独特の繊維臭・コーティング臭がします。これは特殊コーティングの溶剤が完全に揮発するまでの数日〜2週間で消える臭いです。健康被害の報告は楽天レビュー700件中ほぼ無く、化学物質過敏症の方でなければ問題ない範囲。気になる場合は、注文時に「3日間ベランダで陰干ししてから取り付ける」運用にすれば、室内に臭いを持ち込まずに済みます。

Q. カーテンの幅・丈はどう測ればいいですか?
A.

楽天のくれない直販店のページに「サイズの測り方」が画像付きで解説されています。基本は「カーテンレールのランナー(フック穴)から床までの長さ」を測り、レール幅×1.05倍を発注幅にします。1cm単位のオーダーが可能なので、引き戸窓・腰高窓・出窓どんな形状にも合わせられるのが静SHIZUKAの強みです。よくある失敗は「レール幅で発注して、生地のヒダで足りなくなる」ケース。必ず1.05〜1.1倍をかけてから発注してください。

Q. レースカーテンとの併用は必要ですか?外して使えますか?
A.

併用を推奨します。静SHIZUKAは1級遮光なので、日中に閉めると部屋がほぼ真っ暗になります。「日中は採光しつつ防音は維持したい」という用途では、レースカーテン(既存のものでOK)を内側に併用するのが必須。レースを通して光は入りつつ、静SHIZUKAは開けたまま吊しておくだけで防音効果も維持されます(カーテン生地自体が吊されている状態で吸音材として機能)。完全に外して使うことも物理的には可能ですが、Web会議の声漏れ対策・夜間の外光遮断という用途では「閉めて使う」が前提です。

Q. 防音カーテンは部屋が暗すぎる感じがしませんか?色選びのコツは?
A.

色選びで印象が大きく変わります。静SHIZUKAは20色以上のカラー展開があり、グレージュ・ベージュ・くすみブルーなどの中間色を選ぶと、閉めても部屋が暗く重い印象になりにくいです。黒・濃紺・濃茶は防音性能はわずかに高い傾向ですが、部屋全体が締まる印象になるため、6畳以下のワンルーム在宅勤務スペースには中間色を推奨。逆に「寝室で完全遮光が欲しい」「リビングの大窓で外光を完全カット」したい用途には、濃色の方が機能的にもインテリア的にもハマります。LDKに大窓2枚分(ベランダ側)だけ濃色、寝室は中間色という使い分けもアリです。

まとめ:窓からの音は窓で止める——その最短ルート

静SHIZUKAを買う判断のまとめです。

  1. 1級遮光×特殊コーティング×オーダー対応の3要素で、賃貸の窓防音に対する現実解
  2. 双方向防音設計でWeb会議の声漏れと外騒音を1枚で同時対策できる
  3. レビュー700件超の体感蓄積¥10,000〜のバランスが防音カーテンとして最強クラス

Web会議の声漏れ、外を通る車の音、隣家からの話し声——「窓」を経由するこれらの音を、1枚で同時に止める。それを賃貸でも穴あけなしで実現できる窓防音ツールが、静SHIZUKAです。注文から到着まで2〜3週間の待ちがありますが、その間にすきまテープで暫定対策をしておけば、防音効果は到着初日からほぼ100%発揮されます。

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